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日本茶 卸売りパートナー様ご紹介「ここでもすすむ屋」岩手 盛岡【raum(ラウム)】

私たちの日本茶を卸売りいただいているパートナー様をご紹介する企画、「ここでもすすむ屋」。第5回は、岩手県盛岡市にある生活雑貨のお店「raum(ラウム)」にお邪魔しました。
同店は、盛岡のインテリアショップ「Holz(ホルツ)」の姉妹店として、2009年11月にオープン。「日々の暮らしが楽しくなる生活用品を扱う」をコンセプトに、流行に左右されない定番の製品を中心に取り揃えています。今回はオーナーの堺田佳代子さんにお話を伺いました。
「すすむ屋茶店さんとの出会いは、2012年に『Holz』として参加した『ash Design & Craft Fair』(南九州のショップを会場にしたデザインとクラフトのイベント)でした。関係者が集まる会食の場で、新原(光太郎)さんと初めてお話をしたんです。震災後に陸前高田でのボランティア活動のお話や、すすむ屋茶店を立ち上げたばかりというお話を聞き、熱い思いを持った方だなと強く印象に残りました」
その翌日、知人の案内で鹿児島のすすむ屋茶店を訪ね、店内で「薩摩紅茶」を召し上がった堺田さん。
「当時は発酵食に凝っていて、紅茶も発酵飲料の一つだと知りました。すすむ屋茶店さんに『薩摩紅茶』があったので、緑茶より先にいただいたんです。実は紅茶はあまり得意ではなかったんですが、『薩摩紅茶』は飲みやすくてとても美味しかった。食事にも合うし、ミルクティーにしても良い。新原さんからお話を伺って、『和紅茶』というジャンルがあることも初めて知りました」
このとき、堺田さんから「お店でもぜひ扱いたい!」とご相談をいただきました。ちょうど私たちも卸売を始めようとしていた時期。タイミングも良く、raumは記念すべき「卸先第一号」となりました。それから13年、薩摩紅茶をはじめ、新茶やほうじ茶を定番商品として取り扱っていただいています。ご縁に感謝です。
盛岡には昔から喫茶文化が根付いており、日常ではコーヒーを選ぶ方が多いのだとか。そのため日本茶は「自分で買うもの」というより、「贈られるもの」として浸透しているそうです。
「すすむ屋茶店のお茶はプレゼント用に買われる方が多いんです。いただいた方が『美味しかったから!』と、今度は自分用や贈りもの用に購入される……という良い循環ができています」
raumのお客様の間では特にほうじ茶の人気が高く、「これ以外は飲めません」と言われるファンも多いとのこと。中には、ほうじ茶と茎ほうじ茶を半々にブレンドして楽しむ常連さんも。「試してみたら本当に美味しくて、独特な味わいになるんです」と堺田さんも太鼓判を押します。
「私は以前、お菓子屋に勤めていたことがあり、新茶にはちょっとしたこだわりがあります。すすむ屋茶店の新茶も味わい深く、毎年欠かさず仕入れています。5月は新茶、11月は大福茶。季節ごとのお茶を楽しめるのも魅力です。暑さが増す頃には、水出しシリーズがよく出ますね」
また、raumではすすむ屋茶店とご縁の深いデザイナー・大治将典さんの器「JICON」なども取り扱っています。「知っている方同士が一緒に仕事をしているのを見ると、自分たちも嬉しくなりますね」と笑顔をのぞかせます。
Holzとraumがある盛岡市は、ニューヨーク・タイムズ紙の「2023年に行くべき52カ所」に選ばれた街。観光地としても見どころが満載のエリアです。訪れる際は、ぜひHolzとraumにも足を運んでみてください。
堺田さん、これからも良き循環にお役に立てるよう、私たちも日々の仕事に向き合っていきたいと思います。貴重なお話をありがとうございました。
raum
住所:岩手県盛岡市大館町19-6
定休日:木曜日
営業時間:11:00-17:00
電話:019-681-2678
URL:http://www.holz-raum.com/user_data/about_raum.php
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