知覧茶 鹿児島茶 日本茶専門店【すすむ屋茶店 公式ブログ】

年末の話。

シュトレンを恒例のご褒美にしている。今年は「koyori」さんのものを、と心に決めて予約していたものを１２月に受け取った。

紙縒紐をモチーフに、四季折々の素材を縒り合わせて食の提案をしている「koyori」さん。その集大成となるシュトレンは、冬の金柑、初夏の小麦、夏の文旦や、秋の無花果など、季節ごとに出会う素材が勢ぞろい。酵母も金木犀から起こしているという。

ぎゅっとまとまっているのに、スパイスやフルーツひとつひとつをしっかり感じられる。大切に育てられた素材と、手間暇かけた手仕事だからこその味わい。全てが丁寧に合わせられた、紙縒紐のようなシュトレン。

年末は忙しいけど、丁寧に作られたもので自分を労る、夜のお茶時間を大切にしている。今年の出来事をひとつひとつ振り返りながら。ゆっくり楽しむ。

メモ→添えられているホーリーバジルは緑茶と合わせたハーブティにしてシュトレンのお供に。

相性の良い日本茶→深みとコク・かなやみどり

＠koyori