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いつも、日本茶・鹿児島茶・知覧茶専門店「すすむ屋茶店」をご愛顧いただきありがとうございます。

 

 

 

突然ですが、

 

 

 

美味しいお茶って、本当いいですよね~。癒されるというか、落ち着くというか…。やっぱり、香りが最高ですよね。

 

 

中でも、買ったばかりのお茶の封を切って、開けた瞬間に香る、さわやかで、みずみずしくて、すがすがしいあの香り…。あの香りがいつまでも続いたらいいのにな~。って、思ったことありませんか?

 

 

 

それは、保存方法次第で長く保つことができるんです。

 

 

 

と、言うわけで本日のすすむスクールは「お茶を長く楽しむコツ。お茶の保存方法、賞味期限について一緒に学びましょう」です!


 

 

 

お茶を、美味しく、長く楽しむ為には保存方法が大切

 

実は、お茶は開封したその瞬間から、どんどん味・香り・色が落ちてしまいます。残念なことですが、仕方ないのですね。自然なものを自然な状態で出していますからある程度仕方がないことです。

 

 

 

しかし!それを遅らせて食い止めることはできます。そのコツというのが、「保存方法」です。詳しく解説していきます。

 

 

 

 

 

 

お茶の保存方法を間違うとどうなる?

お茶には、正しい保存方法があります。それを知るためには、まずお茶の製法を知ることがポイントです!お茶畑、お茶の木から摘んできた葉は、蒸して、揉んで、乾燥させながら、ていねいに揉まれて完成します。

 

 

 

この、蒸し、揉み、乾燥、という工程は、すべて、お茶を畑で摘んだ瞬間の、新鮮な香り・美味しさを閉じ込めるためといっても過言ではありません。

 

 

新鮮さ、青々しさ、みずみずしさ…こういったものは、お茶の美味しさの基本となるものです。もし間違った保存をしてしまうと、水分量を5パーセント程度にし、風味を閉じ込めたのに、空気中の水分を吸ってしまい基本的な味わいが損なわれてしまいます。

 

 

 

それって、ものすごく、もったいない!

 

 

 

本当は美味しいお茶なのに、保存方法を間違ってしまったら、お茶の美味しさを十分に発揮できないわけです。

 

 

 

 

 

 

お茶の保存に大敵な5つの要素。正しい保存方法

 

お茶の保存方法がいかに重要か、ということはお分かりいただけましたでしょうか。

 

では実際に、正しい保存方法をお伝えしていきますね。ポイントは空気に触れさせない。湿気と光を避ける。つまり光を遮りながら密閉することです。

 

お茶の新鮮さ、摘んだ瞬間の味・香り・色が失われてしまう条件というのがいくつかあります。それは、湿気・温度・酸素(空気)・光・香り(におい)なんですね。

 

 

湿気
温度
酸素(空気)

香り(におい)

 

 

湿気について

湿気がある所に保管すると、空気中の水分を茶葉が吸ってしまいます。お茶は、そもそも水分を抜いて製造したもの、乾物なんですね。湿気は、お茶にとって大敵です。水分を吸ってしまうことで閉じ込めたはずの美味しさがぼやけてしまいます。

 

 

温度について

お茶の一括表示をみていると「高温を避けてください」と明記していることが多いはず、温度が高くて懸念されるのは食品に含まれる「菌」が働きやすい環境になることなんです。買ってきた食材を冷蔵庫に保管するのも基本同じ考え方です。但しお茶は、他の食材と比べて水分含有量が少なく5パーセント程度。冷暗所でもオッケーとなるのは、お茶が乾物でもともと保存に適しているという側面がある為です。

 

 

 

酸素(空気)について

空気中に含まれる酸素には、葉緑素やカテキン・ビタミンC等を酸化させます。このことにより、味わいやお茶の色が劣化致します。

 

 

 

光について

お茶は、光にも弱い。光によって葉緑素の分解が促進されたりすることによる変色。更に光は熱をもつため高温の原因にもなります。1点注意点なのですが光は太陽の光だけではありません。家の中での蛍光灯や電球も光の一つ。気をつけましょう。

 

 

 

香り(におい)について

お茶は乾物が故に、湿気を吸うと同時に、悪臭も吸収してしまいます。その匂いがお茶の味わいに出てしまい品質を落としてしまいます。お茶のおかげで悪臭はなくなるのですが、そのお茶を飲むと考えると残念ですよね。

 

 

冷蔵庫?冷凍庫?で保存する方法は正しいのか?

お茶をまとめ買いされた方によくいただく質問がこちら

 

 

「お茶は、冷蔵庫で保管すればいいの?」

「冷凍庫のほうが冷蔵庫よりも冷えるからいいのよね?」

 

 

この質問に関しては、どちらも正解といえば正解なんですが気をつけなきゃいけないポイントがあります。

 

 

 

 

 

冷蔵庫・冷凍庫に保管する場合の注意点

 

①完全に密封されているか?

完全に密封されているかどうか確認をしましょう。完全に密封していなければ冷蔵庫の匂いを吸って劣化につながってしまします。代わりに冷蔵庫はいい匂いになるのですが…。購入して、開封していないものは密閉されていますからそのまま冷蔵庫でもオッケーです。

 

 

 

②開封時は常温に戻してから。

冷蔵庫・冷凍庫から出してすぐに開封すると結露が発生してしまい。茶葉に大敵な湿気を発生させてしまいます。常温に戻してから開封することをおすすめいたします。

 

 

 

③冷凍庫と冷蔵庫はどちらがいい?

私たちの見解は、どちらでも構いません。2か月程度であれば冷蔵庫でいいと思います。冷凍庫の場合はより長期で保管する場合のみでいいと思います。冷凍の場合、常温に戻るのも時間がかかりますので気をつけましょう。冷蔵庫・冷凍庫に保管してあれば、各メーカーさんが明記している賞味期限の範囲内(1年以内が多い)であれば美味しくお召し上がりしていただけるはずです。

 

 

 

 

お茶はどのくらいで飲み切ればいい?賞味期限は?消費期限は?

 

お茶の正しい保存方法は分かった。でも開封後は?というお声も多いです。開封後は、劣化が進みやすいので注意です。お茶の大敵の要素に注意しながら保管すれば、開封した後でも2週間から1か月程度は美味しくお召し上がりいただくことができます。

 

茶缶・茶筒に入れて、日陰の湿気がない所で保管をしましょう。茶缶・茶筒に入れたものを冷蔵庫に入れられる方をお見掛けいたしますが、あまりお勧めしません。茶缶や茶筒は密閉されていますが、完全に空気を遮断した完全密閉ではありませんので。

 

 

 

 

お茶はどのくらいで飲み切るのがベスト?

これ、保存状態が良ければ開封後1か月以内。できれば2週間以内と言いたいところです。お茶は、自然のものですからどうしても劣化はしてしまいます。

まとめ買いされたら、2週間~1か月で飲み切る量を開封して茶筒で。残りは冷蔵庫に保管をしましょう。

 

 

 

さて、本日のすすむスクール、いかがでしたか?

今日は、お茶の保存方法をポイントに、お茶の美味しさを長く楽しむコツをお伝えしました。

 

茶葉をまとめ買いして保存する時は、開封せずに冷蔵庫or冷凍庫へ。
開封したら茶筒に入れて光が当たらないところ、涼しい所へ。大敵を避ける。茶筒がやっぱり便利。
開封したら2週間から1か月で飲み切ろう。

 

ということだけ覚えていただければ、いつものお茶をもっと美味しく楽しんでいただけると思います。

 

 

 

せっかく買ったお茶ですので、美味しさを長ーくキープして、存分に味わってくださいね!保管によって最高の日本茶体験を。(笑)!

 

 

 

それではまたお会いしましょう!ありがとうございました!

 

 


 

 

お茶の保存におすすめの茶筒を集めました。

 

私たちのお茶はこちらです!!

 

 

すすむスクール

 

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