知覧茶 鹿児島茶 日本茶専門店【すすむ屋茶店 公式ブログ】

いまさら聞けない日本茶のことを一緒に学んでいくすすむスクール！

 

 

 

今回はすすむ屋茶店流、美味しいお茶（煎茶・緑茶）のいれ方をご教授させて頂きます！

 

 

 

日本茶の中でも煎茶(緑茶）は茶葉の個性を楽しむもの。そしていれ方で美味しさの差がはっきり出てしまいやすい茶葉なのです。せっかく美味しい煎茶が目の前にあるのですから美味しいいれ方をマスターしたいですよね。

 

 

 

今回はすすむ屋茶店の実店舗喫茶スペースでも実践している煎茶の美味しい淹れ方のご紹介です。とても簡単ですので是非ご覧ください。

 

 

 

美味しいお茶の淹れ方

 

 

①用意するもの「急須」「湯呑」「日本茶」他

急須はできれば横手急須で持ちやすいモノ。湯呑みはお好みで。タイマーがあればよいです。もちろんお茶の葉も忘れずに。

 

 

 

 

 

②一度沸騰したお湯を「計量湯冷まし」に180ccとる。70度～80度が適温です。

pointお湯を冷ますことで渋み成分の抽出が抑えられます。渋み成分は高温のお湯を使うとたくさん出てきますので要注意です。

pointお湯の量はお好みで！

 

 

 

 

 

 

③煎茶を8g急須にいれる

pointすすむ屋茶店喫茶スペースでは8gを使用しています。目安としてお考え下さい。

 

 

 

 

 

 

 

④70度～80度になったお湯を急須に注ぐ。

point！この時に茶葉に直接当たらないようにゆっくり注いでいきます。茶葉はゆっくり開くことで美味しい所のみを抽出することができます。

 

 

 

 

 

 

⑤蓋をして1分待つ

point！待っている間に振ったり揺らしたりしない。茶葉と茶葉がぶつかるのを防ぎます。慌てずにゆっくり出すのがコツです。

 

 

 

 

 

 

⑥最後の一滴まで注ぎ切る。

point！最後の一滴まで注ぎ切ってください！最後の一滴に旨味が凝縮されています！

 

 

 

 

 

 

⑦出来上がりです！

point！美味しくいれた自分にご褒美を。簡単に。力まず。楽しく淹れることが重要です。あとは楽しみましょう！

 

 

【よくある質問】

 

Ｑ　お茶の色が薄くしか出ないです。どうすればよいですか？

Ａ　急須をしっかり振り切れない女性のかたに多くいただく質問です。回数を重ねていくうちに慣れによって急須を大胆に振ることができるようになります。それでもお茶の色が濃く出ない方は湯呑に注ぐ直前に数回急須を回してください。茶葉が広がると同時にお茶の色が濃く出ます。是非お試し下さい。

 

 

 

Ｑ　2人分、3人分も同様のいれ方でしょうか？

Ａ　はい。同様の淹れ方で構いません。但し茶葉の1人当たりの量は少なめでも構いません。同じ濃さになるように交互に少しづつ注ぐことをおすすめいたします。これを回し注ぎといいます。

 

 

 

Ｑ　どうしても直ぐに出さなきゃいけない！どうすればよいですか？

 

Ａ　どうしてもお急ぎの時、ありますよね。そんなときは裏技を。茶葉を急須に8ｇいれた後、少なめのお水を直接急須に注ぎます。蓋をしてすぐに15秒ほど振ってください。茶葉が少し開いたなと思ったら。お湯を注ぎます。最後の一滴まで注げば直ぐに美味しい煎茶（緑茶）をいれることができます。急な来客などの際はこのいれ方をお試し下さい。

 

 

 

Ｑ　ティーバッグの煎茶（緑茶）を美味しく飲みたいのですが。

 

Ａ　そうですよね。方法あります！マグカップにまずお湯を注いでください。湯気が落ち着いた程度にお湯が冷めたらそこにティーバッグをいれてください！この順番を変えるだけで味わいは変わってきます。お湯冷ましをして茶葉に直接お湯を注がない。という急須と同様の原理でティーバッグでも美味しく飲んでいただくことができます！

 

 

 

Q　煎茶（緑茶）を淹れるにはどんな急須が良いですか？

 

A　日本茶の茶葉は急須の底を這うように広がるのが理想です。まずはそこが広い急須を選びましょう。持ち手は最後の一滴まで注ぎ切りやすい横手のもの。オススメの土は常滑の朱泥を使ったものです。手前味噌ですがすすむ屋オリジナル【すすむ急須】は理想の形です。

 

Q　知覧茶も淹れ方も同じですか？霧島茶、さえみどり、あさつゆ等も淹れ方は同じですか？

 

A　はい。同じです。

 

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美味しいお茶の淹れ方、煎茶（緑茶）編いかがでしたでしょうか？

 

 

 

悲しいかな美味しい日本茶ほど淹れ方で差が出てしまう現実があります(涙)。でもそれはどんな食材でも一緒です。

 

 

 

簡単に気楽に。少しの手間を楽しむことが重要です。

 

 

 

あと、よく見てください。とても簡単ですからこのいれ方(笑)。

 

 

 

 

今回もありがとうございました！